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絵本の製本に使われる方法の違い等を知ろう

 オリジナルの絵本を作ってもらいたいと考えた際には、絵本の色々な点を考慮しなければなりません。
内容をどうするか、字体は子どもにとって見やすいものであるか、ボリュームはどの程度にするか等コンテンツの中身で考える所は色々あるかと思います。
ただ、絵本を作る際にはそうして内容以外にも考えるべき所があります。
その1つが製本方法です。
製本方法は大きく分けると、書店で売られている本のような綴じ方をしている上製本と、仮に綴じておく時等に使う並製本という2つのタイプになります。
この2つの違いには色々とありますが、その中でも大きな違いは表紙と絵本本体のサイズの違いです。
上製本の場合は絵本の本体よりも原則3ミリ大きな表紙を付けますが、並製本の場合は本体と同じ寸法のものを付けます。

 そして上製本・仮製本共にその中には種類があります。
最初に、上製本の種類ですが、最もポピュラーな種類に丸背・角背と呼ばれるものの溝付き表紙というものがあります。
丸背タイプは本の背中の部分に丸みがあるもの、角背タイプは本の背中部分が角ばっているタイプです。
その中で最もポピュラーなのがその背の部分に溝が付いている溝付き表紙と呼ばれるもので、図書館等の書籍でお馴染みのタイプです。
こうした上製本の加工は絵本の本体を固めて裁断した後に、背中部分を補強して、表紙とくるんで製本していきます。
そしてボンドやニカワ等の接着剤を用いて接着して製本していくという流れになります。
色々な本の製本に利用される上製本ですが、絵本の製本の際には小さな子どもが手に取る事を考えて、丸背にする事が多いようです。
その他、四方折り付け表紙を用いるフランス装というタイプや、平綴じ本に使用される南京と呼ばれるものもあります。

 一方、仮製本にもくるみと呼ばれるタイプと切り付けと呼ばれるタイプのものがあります。
基本的な製本方法は本を別途制作した表紙と同時に固めてくるんだ後、裁断に移ります。
その際の表紙は上製本の場合と違い、厚紙タイプの絵本本体と同じ寸法のものを用意しておきます。
そしてその後本を織る工程で背中部分に接着剤を入れやすいような切り込みを入れておくアジロ綴じや、背中部分を糸で綴じ併せてその後接着剤で接合させる糸かがり綴じ等という方法で製本していきます。
この並製本では角背絵本しか作れませんが、上製本よりも持った感じが柔らかくなるので、子ども等が持った時でも馴染みやすくなります。
このように、製本方法にはそれぞれに特徴があり、用途に応じた製本方法を選択するという子夜が非常に大事になってきます。

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